引屋達成のほめ日記で引き寄せた幸運生活話!: 自分の過去って以外と覚えてなかった😒7

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2017年8月12日土曜日

自分の過去って以外と覚えてなかった😒7

母親「どうしてあんな遠くまで行ったの?歩いて?」
兄「わからない。ただ、昨日は調子が悪く早く眠ろうと布団に入った。だんだん眠くなった時に耳元で逃げろと何度も叫ぶ声が聞こえ、記憶がなくなった。目が覚めるとコンビニの前にいた。」

兄は自分の暮らす家から40~50km離れたコンビニまで記憶を失ったまま、半日以上かけて歩いたようだった。

母親は自分では手に負えないと病院の精神科に連れて行った。
診断の結果、抗うつと判断された。
そして先生から話相手がいたほうが良いと言われ、母親が私に電話をしてきたのはそれが理由だったからだ。



私の中では兄の心配より何故、こんなに自分は不幸なのかと嘆いていた自分がいた。そしてこの不幸はいつまで続くのか?
私にはその事の方が大きな問題だった。

私も断れば良かったのに、借りていたアパートを返し実家に戻った。母親からはただ兄の話を聞いて欲しいとだけ頼まれる

兄は初めだけ母親と病院行ったが2回目からは嫌がりひとりで行くようになった。
いつもは私も仕事だったのだが私の休みと兄の病院が重なり、たまたま私と母親の二人になった時、母親がポツリと兄がこのような状態になったのか話しだした。

私はただ、黙って聞いていた。
母親よると兄がおかしくなりだしたのは近所トラブルの時だった。
私は驚いた。その頃の兄はおかしくないと私は思っていて兄が勤めていた会社でなにかがあったから抗うつになったと考えていた。

母親によると近所トラブルがあったころ、兄は小学生高学年である夏の日、兄が一週間ほどお風呂に入る事を嫌がった時期があった。母親と父親がお風呂に入るように言っても聞かなかった。

そこで強引に親二人で服を脱がしたところ、兄の身体は所々、青紫に腫れていた。
母親と父親はがくぜんとした。何故、そんな身体になったのか聞くと兄は泣きながら話、はじめた。


続く......。